シリアルポートまわりの便利ユーティリティ Free Virtual Ports Emulator

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今研究で使っているGPSがUSBかBluetoothで接続するタイプで、今使ってるノートPCにはBluetoothがないのでUSBでつないでいる。
GPSのボーレートは57600なのだが、プロアトラスWのGPS接続設定はなぜか9600までしか対応しておらず、せっかくの高性能GPSでナビができないという問題があった。

で、過去に研究でVirtualComPortとかいうシリアルポートをエミュレーションしてリダイレクトするツールがあったのだが(COM10とCOM11のデバイスをエミュレーションし、その間がつながっているフリをする。アプリケーションAがCOM10につなぐと、別のアプリケーションBはCOM11を使ってアプリケーションAとシリアル通信ができる、みたいな感じ)、実は有料ソフトのデモ版を使っていたということが発覚した。前使ったときはデバッグの時間が短かったので気にならなかったのだけど、地図ソフトで使うとなると5分の時間制限は痛い。

それでなんか他のないかなー、と思っていたところ、Wikipediaにまんまそういうアプリの項目(Wikipedia:COM port redirector)があった。
その中でとりあえず適当に"Free Virtual Serial ports Emulator"というものを選んで使ってみたのだが、これはかなりいい。

仮想シリアルポートを作成してその間を接続することはもちろん、シリアルポート同士をリダイレクト(デバイスAをCOM1、デバイスBをCOM2につないだときに、COM1-COM2のデータをそれぞれに転送することで、デバイスAとデバイスBをPC経由で接続する)が出来たり、あるシリアルポートに対する入力を複数ポートに分割できたり、TCP/UDP経由でCOMポートのデータを飛ばせたりする。わざわざそういうプログラムを自前で書く必要がない。そしてUIもわかりやすい。かなり良い。

今回は仮想シリアルポートを作り、実際のGPSのポートとリダイレクトすることで、仮想シリアルポートではボーレート関係なく接続できるということを活かしうまくいった。

しかしかなりいろいろ使えそうなアプリなので、シリアルポートまわりで困ったときは使ったら楽になりそう。

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このページは、NAKANO, Jun'ichiが2008年12月31日 09:34に書いたブログ記事です。

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