B4 卒業論文テーマ 2011
- デジタルジオラマに関する研究
今や誰もが日常的にカメラ付きのデバイスを持ち歩いており,ある場所や出来事について撮られた写真や動画が山のように存在している.本テーマでは,イメージベースドレンダリング技術によってそうした写真や動画を統合することで,動きのある三次元空間を再構築し,過去に起きた出来事を追体験できるシステムの研究を行う.
- 3Dユーザインタフェースの研究
モバイルデバイスから大画面までさまざまな情報環境とのやりとりが発生するようになっている現在,マウスとキーボードを越えた新しい入力インタフェースを考える必要がある.本テーマでは,Microsoft社のKinectなどを用いることで,身体を使った空間的な入力インタフェースを実現するための研究を行う.
- 未来日記の研究
長期間にわたる行動の記録をライフログという.ライフログから行動の周期性や順序性を抽出できれば,未来を予測することができる.本研究では,ライフログを取得し,取得したライフログをリアルタイムに解析することで未来を予測し,ユーザにあり得る未来を提示する手法について研究を行う.
- 五感ディスプレイの研究
現在の情報インタフェースは圧倒的に視覚・聴覚優位である.本研究では,触覚・嗅覚・味覚などの情報提示が可能なシステムについて開発を行なう.さらに,これらを統合し,五感全てに情報を提示することで高い臨場感を生成する技術について研究する.
- Pseudo-Hapticsに関する研究
視覚と体の動きとの間に不整合が生じた際に,擬似的に触覚や力が感じられる現象をPsuedo-Hapticsという.本テーマでは,視覚の影響を積極的に利用することで,複雑なデバイスを用いることなく多様な物体をさわる感覚を合成できるシステムの研究を行う.
- テレプレゼンスに関する研究
遠隔地にあたかも自分が移動したかのように感じられるための技術がテレプレゼンスである.本テーマでは,一般商品化された技術のみを組み合わせ,例えば200km以上離れた場所から単純なタスクを確実に遂行できるシステムについて研究を行う.
- デジタルオーラルヒストリーの研究
本テーマでは,高齢者だけが持つ経験や知識を次世代に伝えていくため,メディア技術によって高齢者のコミュニケーションを支援するとともに,高齢者コミュニティから有益な知識を引き出してデータベース化する方法について研究を行う.