人とコンピュータの接点,メディアとしての衣服に関心を持ち,コンピュータと服を融合させたウェアラブルコンピュータの研究をしています.
研究当初のウェアラブルの典型的スタイルはバッグの中にデバイス類を入れケーブルで配線をして動作させるものでした.ヒューマンインタフェースとして日常生活の中で人が利用することを想定した研究であることを前提にすると,いくらこうした方式で良いシステムが出来あがっても,とうてい多くの人が使ってもらえるようなものにはなりません.
人間の基本的機能や構造が劇的に変化しない限り,当初のウェアラブルコンピュータが社会に浸透するというのは難しいのではないでしょうか.
そこで,衣服としての構造を失わず,機能を融合させるという考えから,機能衣服(smart fashion)という考え方で研究を進めています.衣服+機能を融合させるための素材としてsmart textileや導電性繊維など様々な素材を使って新しいコンピュータの可能性を探っていきたいと思います.