万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓

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「万世橋・交通博物館 思い出のぞき窓」は、市街地での教育的効果の高い展示を目指したAR展示システムです。ユーザが秋葉原・万世橋に赴いてタブレット端末をかざすと、昔その場所にあった交通博物館の空間映像が現在のカメラ映像に重ねあわせて表示されます。さらに端末をかざしながら回転することで360度の全天周映像を自由に見回すことができ、体験者は過去と現在の相違点や変わらない点を発見し、非常に印象深い体験することができます。このアプリをApp Storeで無料配布することで、現地に赴いた個人各々がアプリをダウンロードして鑑賞するという展示形態を実現し、博物館内で閉じていた従来の展示を超えて、市街地・公共空間での無人展示を提案・実証しました。